知られざる京都:日本のベネチア伊根の舟屋
前回のブログで書いたように最近話題になってきている(と勝手に感じている)京都府伊根町にある舟屋について紹介します。
前回の記事。京都市という世界都市と京都府の違いから感じる劣等感について書いています。田舎と都会の違いに置き換えられるかもしれません。
日本のベネチア
日本三景である天橋立から北に車で約30分。
最寄りの北近畿タンゴ鉄道天橋立駅からはバスで1時間。
アクセスははっきり言ってあまりよくないかもしれません。でもその不便さが逆に自分は好きです。たどり着いた時の達成感みたいなものもあるようなないような…(親に運転してもらったので何も言えません汗)
22年ほど前にNHKの朝ドラ「ええにょぼ」や釣りバカ日誌の舞台にもなったりちょくちょくメディア露出もあるようでまったくの無名というわけではありません。
おそらく京都、関西では名の知れた存在だと思います。でもやはり実際に訪れる人は今の所そんなに多くなさそうです。
自分も地元が近いにも関わらず今まで一度も行ったことがありませんでした。そんな自分が行きたいって思い立ったのもネットで「日本のベネチア」という言葉を見つけたから。キャッチコピーってやっぱり人を引き付ける強力な武器になりますね…
とにかく、存在は知っていてもその場所に行かなければその場の空気を感じることはできない。それに、「知っている」と「行ったことがある」では全然説得力が違います。特に旅行の話になったときは。結構外国人旅行者に「どこがおすすめ?」と聞かれることがあるのでその時に引き出しが多いとかなり役に立ちます。
食べ物と旅行の話に関しては年齢、国籍も関係なくだれでも楽しめますしね。
伊根町の舟屋を楽しむならやはり海の上で船から眺めるのがおすすめです。ちょうど舟屋の集落の入り口に遊覧船乗り場があるので伊根町にきたらこれを利用しない手はないでしょう。(大人680円こども340円)
いざ、遊覧船に乗り込んでみると何やら大量の白いものが…
かもめです。遊覧船にかもめのエサが売っているので観光客慣れした彼らは船が出港する時間になると船に集まってきました。
とにかくこんな量のかもめを見たことがない。おまけに大きなトンビまで。空中にエサを投げたらそれをくちばしでキャッチ。最初はかなり怖かったですが少しずつ慣れてきて夢中になってしまう笑
そうこうしているうちに舟屋が見える入り江に到着。
天気は良くもなく悪くもなくという日でしたが230ほどの舟屋を一望できてなかなか良かったです。
ただあまり近くには行けないのでしっかり見たい人はボートの利用をオススメ。
ボートのほうがネットにあがっているような写真が撮れるかもしれません。自分の写真はあまりいい感じではないのでぜひ調べてみてください。
船から降りてもう一枚
感想としては今後必ず人気が出てくると確信しております!!
雰囲気が他の海の街とは違うけれどザ・日本の港町という感じ。日本人だけでなく外国人旅行者にも好きになって頂けそうです。
機会があればぜひ遠くから来た知り合いを連れて行ってあげたいです。なんとか車運転したい…(ペーパードライバーなうです。)
知られざる京都はぜひシリーズ化したいと思いますd(^_^o)
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