のらりくらり

内向的社会人2年目の等身大の仕事論 

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休学の価値

僕は今大学を休学しています。

 
休学は普通は多くの人は4月からかまたは9月から一年間。僕は3年生が終了して4年生の4月から休学を始めました。なのでいよいよ今月が最後の一ヶ月となります。
 
僕の大学では休学をする人が非常に多く、休学中に何をするのかも人それぞれ。
 
一方で休学は「就職が一年遅れる」だとか「大学生活を伸ばしたいため」とかちょっとネガティブな意見も飛び交いますがそんな考えが些細なことに思えるほど休学を実りのあるものにすればいいだけのこと。
 
今回は僕が休学をして感じた価値をシェアさせていただきます。
 

 初めて「何もない」を経験する

 
これはどういうことかというと、自分はこれまでの人生で小学校、中学校、高校そして大学という場所で生きてきました。義務教育ではなくても高校大学にいくのは自然な流れになっていたのでそのまま進学を続けてきました。
 
学校では決められた授業や課外活動があり、それに準じて動いていればなんとなく充実した時間を過ごせていましたし、知識を得たり様々な経験をしたりして勝手に成長していけたんです。
 
そんな日々がいきなり「0」になるのです。
 
自分で決めた決断とはいえ何をするのか、どのように時間を使い、どのような環境に身を置き自分を成長させていくのかすべては自分次第。
 
学生生活を終える前に「何もない」環境で自由な考えとフットワークで動ける時間が1年間もあったことは本当に貴重でした。誰からも何かを強制されることないが、かといって怠けていては無情に時間が過ぎていくだけ。
 
どう過ごすのが自分にとって一番有意義なのか。常に心の中のもう一人の自分との対話でした。
 

 お金と時間のバランスをとる力

 
休学は自分の好きなことをするためにするのですから言い換えると24時間すべてが自分のもの。なんでも自分のやりたいことができる最高の時です。
 
ただそんな最高の時間にも限りがあります。すべてのことにはいつか終わりがあります。
 
だからといって何でもかんでもできるわけではない。持っているお金も限られているから。
 
限られた予算でいかに自分の休学を作り上げていくかという作業は今後の生き方にも大きく影響するはず。
 
お金をうまく回しながらいかに自由に生きていくか。これは誰にとっても人生のテーマ。
 
その経験が22歳の時にできたことは本当に大きかったと思います。
 
これからの人生で必ずぶち当たる「この生き方でいいのだろうか」という問いに答えようとした時に、休学で過ごした時間がヒントになるのではなるはず。
 
 
 

 周りから一年遅れているという事実

 
なんだかんだでこれが僕にとっては一番大きいです。
休学という回り道をしたことに後悔はまったくありませんが、周りより人生が1年遅れているのは事実。
 
同期の友人たちは就職活動を終えて春から社会人になる人が多いです。
 
もちろん「一年の遅れくらい長い人生の中で取り戻せる」という気持ちもありますが休学が今後の僕にどんな影響を与えるかは未知数ですし不安もあるのです。
 
でもその不安がモチベーションにつながって自分を突き動かす力になるはず。
 
せっかく手に入れた大学生活四年+α 一年。さああと1年何しましょうか。