のらりくらり

内向的社会人2年目の等身大の仕事論 

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留学に行って良かったこと③

こんばんは。今日もノラリクラリと生きているマサキです。
 
反響をいただいている留学反省シリーズです。
 
今回は再び留学して良かったこと。留学自体も人生において貴重な経験になるのですが、留学が帰国後にもたらしてくれる産物が増えてくるのを日々感じています。毎日が発見の連続で楽しいです。
 
 
 

留学することで外国人になるという経験

 
まず一つ目は、留学に行くことで自分自身が外国人になる。ということ。
 
日本で暮らしている人はまだまだ多くが日本人です。どうしても外国人を街中で見つけた時は「あ、外国の方だ。」となるでしょう。その見た目だけで相手と勝手に距離を作ってしまったみたいな経験はないでしょうか。
 
外国人の知り合いからも日本に来ていた時に道を尋ねようとして「すみません」と声をかけただけで逃げられてしまったという体験談を聞きました。
 
そしてぼくも似たような体験をアメリカでしました。さすがに逃げられることはなかったのですが、自分が近づいて声をかけた時に「なんだアジア人か。」というようにあからさまに話をするのが面倒くさそうな顔をされたことがあります。
 
見た目が少し違っているだけで避けてしまうような人がいるのは残念ではありますが、そういう経験をするのも留学。
 
でもアメリカは人種のるつぼなので、ありとあらゆる国にルーツを持つ人がたくさんいます。でも少数ではあるものの、ある種のナショナリズムを持っていて外国人は受け入れ難いというような人が存在していました。
 
旅行とは違って現地の方々と接触する機会が多いのでどうしてもこういう機会が出てきます。
 
でもこの経験があったからこそ日本に帰ってきてから外国人の方を以前よりも身近に感じられるようになりました。
 
せっかく日本に興味があってきてくれているのに日本人から彼らと距離を取ってしまうなんて悲しすぎます。
 
以前の自分も自分で勝手に距離を作ってしまっていたことに本当に罪悪感を感じています。なのでこれから出会う外国人の方々には「日本に来て良かった」と心から思ってもらえる一つの要素にぼくもなりたい。
 
それがきっかけで今は神戸のゲストハウスで働いています。日本に来るために使うお金は少額ではないでしょう。だから日本での滞在が少しでもいい思い出にしてほしいという思いで彼らをサポートしていくのがぼくの今後の目標でもあります。
 
日本にいるときと全く逆の立場になる。という経験はやはり留学だからこそできたことです。
 
 
 

一期一会の出会いを大切にできる

 
海外で出会う人は全員が初めて出会う人です。そして今後出会うことは残念ながらほぼないでしょう。再び自分が海外に行くか、その人が日本に来てくれない限りありません。それにその時にお互いの都合が合うかどうか。
 
そう思った時にこの人とは今しか面と向かって話すことができないのではないか。今、目の前にいる人との時間を大切にしよう。という気持ちになりました。
 
この気持ちは日本に帰ってきてからも変わりませんし、これからもずっと持ち続けていきます。
 
 
人生で誰かと共有できる時間は限られている。ぼくがブログを書き始めた理由もその時間が限られているのならせめて文章に書き写すことで自分の思いを間接的にでも知ってもらいたい。という気持ちからでした。
 
 
留学する際の同期として一般的なのは「語学を身に付けたい!海外生活楽しみたい!日本語以外で専門分野を極めたい!」といったものだと思いますが、得られるものはそれ以上にたくさんあることをこうやって書き出すことで改めて実感します。
 
これからもたくさん留学についての思いを発信していきます!!
 
ではではまた次回!!