のらりくらり

内向的社会人2年目の等身大の仕事論 

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【あした死ぬかもよ?】後悔だらけの人生にしたくない全ての人に向けた最高の一冊

どーも、まっちゃ(@mattya_tyama)です!

 

突然ですけど「今日が人生最後の日だったら何しますか?」

 

おそらく誰でも知り合いとの世間話で一度はこの話題をあげたことがあると思うんですよね。

 

時には真剣に「仕事やめて家族と過ごす」と答えたり「全財産好きなものに使う」と冗談交じりに答えたり。

 

でもそうやって会話していても「そんなことまさか自分には起こらないだろう」と心のどこかで思っていて現実味がなくて。

 

生まれてきた以上いつかは死んでしまうのだけど誰もそれが「今」自分に起こるとは思いもしない。

 

でも今まさにこの瞬間も誰しもが死に向かって歩みを進めている。

 

こうやって文章を書いている自分の時間も読んでくださっているあなたの時間もいつか消えて無くなってしまう。

 

ちょっと大げさでヒステリックすぎるけれどこの本を読んだらもうそれも冗談ではないと思えてきます。

 誰でも「あした死ぬかもよ?」

あした死ぬかもよ?

あした死ぬかもよ?

  • 作者: ひすいこたろう
  • 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 発売日: 2012/12/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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コピーライターひすいこうたろうさんの著書。 

 

あとどれだけ生きることができるかは確かに誰にもわからない。

 

でもそれはさすがにまだ何年も先の話だろう。

 

あしたに起こるはずがない。

 

本当にそう思えますか?

 

最初から最後まで強烈なメッセージを放ち続けてくる言葉の数々を目にして何も思わない人はいない。

 

そう断言できるくらいこの本には人を動かす力がある。

 

読者を否応なしに死に向き合わせる27の質問が人生って一体何のためにあるのだろうと問いかけてくる。

 

その中の3つの質問をここでは紹介しようと思います。

 

あと何回桜を見られるだろう

まず1つ目の質問。

 

まさにこの時期にぴったりの質問でもある。

 

人生80年として、1年を1回としてカウント。

いま30歳なら、桜を見られるのは、「80~30=50回」です。 

  もしあなたが30代だとしたら、桜をあと50回も見られないかもしれない。

地球があと太陽を50周する間に、人生は幕を閉じます。

地球が、グランド50周する間にです。

さあ、ここまで読み進めてくる間にも、あなたの寿命は10分縮まっています。

それが現実です。この現実から目を背けてはいけない。

その自覚こそが「差」になる。

 

まだ20数年しか生きていないぼくにとってはその2倍以上の50年は長いように思っていた。これまでは。

 

ただ、桜をあと50回しか見れないと言われたら?

 

何年、何ヶ月、何日という曖昧な単位である時間が具体的な単位である回数に置き換えられる。

 

その途端、人生はとんでもなく短いということを鮮明にイメージさせられる。

 

今年の桜ももう散り始めている。

 

あと何回ぼくは桜を見ることができるだろうか。

半年後に死ぬとしたら、今の仕事をやめる?

残念ながらぼくの答えはYES。笑

 

むしろこの質問にNOと答えられる人が一体どれくらいいるだろうか。

 

仕事に対して、人生に対して前向きになれていない人が多すぎるからこそ、ひすいさんはこの質問を投げかけるのだと思う。

 

この質問に対してYESである人は自分の気持ちに素直になって生きていないということ。

 

自分が生きている理由がその仕事の中にないということも意味している。

 

生きている理由を見いだすことができるまで仕事と自分自身に対して向き合えているの?

 

そう語りかけてくようで2年目のぼくは本当に心をえぐられた。

なにもかも大丈夫だとしたら、ほんとは、どうしたい?

社会人って本当に複雑で、何もかも自分の思い通りになんて現実的に難しい。

 

周りに合わせることも生き抜くために必要なんだと割り切らなくてはいけないことも時にはある。

 

でも仮にそういう状況を全て度外視して自分の思い通りになるなら?

 

ぼくも一度紙に書き出したことがある。

 

「もし今の状況を無視して思い通りに行くなら◯◯がしたい」

 

もちろん今の状況を全て無視するのは無理だからすぐに現実にはならない。

 

でもその思いを実現するためにはどうすればいいか、状況を変えたいと思い始める。

 

そうやって自分の本当の気持ちに気づくことが最大の前進。

 

本当の気持ちを知れたらあとはその気持ちを実現のものにするために行動に移すだけ。

 

自分の本音を叶えるために背中を押してくれる質問だ。

後悔だらけの人生にしたくない

この本の冒頭にもあるのだけど、死と向き合うことができて初めて人は自分の本当の気持ちを知ることができる。

 

具体的に「死ぬということ」をイメージさせるこの本は読み手の人生を劇的に変える可能性のある必読の一冊。

 

「さあ、後悔だらけの人生はもう終わりにしよう」

 

たくさんの人生にまつわる本を読んできたけどここまで強く語りかけてきたのは初めてだった。