【入社1年目の教科書】入社2年目に至る今読んでみて感じる社会人になって失ってはいけないもの
どーも、まっちゃ(@mattya_tyama)です!
いよいよ4月。新年度を迎えてぼくも社会人2年目になる。
ちょうど1年前を振り返るとこれから何が始まるか全く予想がつかない中で色々な思いを抱えていたのを覚えている。
仕事についていけるかどうか。人間関係はうまくいくだろうか。
まだ始まっていないのだから考えても仕方ないだろうにそんなことでムダに時間を消費していたように思う。
就活を続けて自分が「ここだ!」と思って選んだ会社であってもやっぱり実際に働いてみないと内情なんてわからない。
そんな不安を少しでも解消したくて入社したての時に本屋で見つけた一冊の本。
この時期きっとまた本屋で多くの1年目の人たちが手にするであろう入社1年目の教科書。
先輩として2年目を迎える今、読んでみてあの頃と感じることは少し違った。
この世につまらない仕事などない
まず本書では冒頭に仕事において大切な3つの原則がある。
- 頼まれたことは必ずやりきる
- 50点で構わないから早く出せ
- つまらない仕事はない
その中でもやっぱり1年間仕事をしてみた今のぼくに入社前より重く響くのはつまらない仕事はないということだろう。
僕は、世の中の仕事につまらないものなどないと断言したい。単調な仕事だとしても面白くする方法はいくらでもあるからです。たとえば、会議の議事録で考えてみてみましょう。はじめのうちは、議事録の作成を頼まれると「誰でもできる(つまらない)仕事」と思うかもしれません。しかし、その仕事は何のためにやるのか。その意味と目的を知れば様々な工夫ができるのです。
この気持ちは確かに1年前のぼくにはあった。初めは「なんでも経験だからやってやろう」という思いでいること自体は難しいことではない。
ただ社会人に怖いのは「慣れ」だ。ある程度仕事の内容を覚えてくると、効率よくするにはどうすればいいかもわかってくる。
そして繰り返し同じことをし続けるうちにいつの間にか「仕事」が「作業」に変わってしまう。その瞬間が仕事を「つまらない」と思う瞬間である。
厄介なのは一度「つまらない」と思ってしまうとまた「面白い」と思えるようになるまでにかなりの時間を要してしまうこと。
そして「つまらない」と思う瞬間が増えてしまうことでモチベーションも下がり仕事の成果も下がっていく。
その時に自分の社会人としての成長が止まるんだなと感じた。
仕事に「慣れ」てはいけない
ここ最近の自分は仕事に対して、環境に対して悪い意味で「慣れ」が出てしまったことでモチベーションや仕事に対するやりがいで悩み苦しんだ。
この「慣れ」を持たない状態で入ってくるのが新入社員であり、だからこそどの会社でもとても大事に育てられる。
新入社員にだけしかない新鮮さやモチベーションが先輩社員の刺激にもなるし。それだけでもある程度会社好影響をもたらしてくれることが多いからだ。
そして新入社員が大きな壁にぶつかるのは仕事が上手くいかない時ではなく仕事に慣れてしまってモチベーションが上がらなくなった時なんだなと強く感じた。
ぼくも上手くいかない時は「どうすれば上手く行くようになるのか」を考えて後ろ向きになることはなかった。
大きな壁にぶつかったのはやはり毎日同じことの繰り返しの中で「やりがい」や「新鮮な気持ち」を失った時だった。
仕事の技術面で慣れることは大いによし。問題は気持ちの面で慣れてしまうこと。
いよいよ迎える社会人2年目。新しい環境、変わる立場、全てをやる気に変えて仕事ができれば。